若い男性諸君には!

 若く溌刺とした今の外見を大切にして、老いても見掛け若々しく“ご難儀の様子で”などと後輩からの妙な気遣い頂戴は無用という若々しい道を選び行かれたいものです。

テレビの化粧品と健康食品のコマーシャルでは!

“エーッ!”という驚嘆の声を浴びながら実年齢とかけ離れた若々しい老い知らずの女性たちの容姿がが賑やかにクローズアップされています。

 テレビコマーシャルで微笑み、街を閑歩する高齢女性たちの若々しさは、化粧の進化を取り込み美容的サプリメントをうまく摂取しているせいなのか、中には整形美容で仕上げている方々なのか、とにかくそれは若さへの心掛けと努力の表れなのでしょう。

一方、男性側の若々しいい外見にたいする価値認識は!

 その対応度は高くなく、衰える体力に鞭を振るように“まだまだ若い者には”と気力を声にし、ミエを張ることだけで若さを誇示しようとしている傾向があります。

 しかし、化粧習慣のない男性であっても、若々しくありたいとの願望は無しと言えず、人は男女を問わずに誰もが長く若々しくありたい、そう見られたいということに変わりはないでしょうから、若さを追求し溌刺としている若々しい女性方にたいして、男性方が若々しく見えない見られないでは不釣り合いなことで申し訳ない話しではありませんか。

勿論、熟れた若さとでも云いたいような好感度の高い風貌の男性はよく目にします。

 ただ、テレビや新聞・雑誌上に載っている50代60代の著名層男性方の中には、とにかく疲れきったような、また自分の名声や地位の誇示で顔面から若さを捨て老けた顔立ちが少なくないという印象があります。

世界トップ級のわが国高齢社会では、男性も見かけの若々しさを保つことにも注目して、男女が共に若々しくバランスのとれた姿で社会を明るく楽しく送っていきたいものであります。
それに、今は若年労働者層が先細っている高齢社会時代でありまして、平均寿命に沿った定年延長を求められるなど、若々しく老いることは実利的、社会的にも考慮すべき課題でもあります。50~60、70才での老け込み様相は早すぎます。


私は、精神的体力的にも“労務職80才定年制度で一向に差し支えない”

 私の場合は精神的体力的にこれで大丈夫と思っている者です。
 その上に、若々しさは健康と気力だけではなく、新鮮な感覚と精神性の充満でより幅広い日々を生きるために、また老いて肉体労働に従事していても、若年層に“気の毒に!”などと同情されることのないように、見かけも若々しくありたいものと申し上げているのであります。

 そこで、甚だ僣僣越にして思い上がったことではありますが、自分の健康であった過去と、見掛け若々しい道程を年代毎の写真で見開いてみました。
その私の外見の特徴的なところは、80才まで白髪が目立たない豊かな黒髪と、姿勢の良さにあります。

 また、健康面では平成24年82才になってから肺炎で9日間入院しましたが、それは昭和22年俗に言う盲腸炎の発症以来60年ぶりの入院治療であったことから、大変長期間にわたっての健康に恵まれていたことを悟り、感謝の思いを新たにしました。

 そして、若々しさをも保ったことは食事・運動。頭髪の手入れ等、保険上の心掛けと、それに何よりも不屈の精神性?から人様とは多少違ったやや型破りで向こう見ずな気概、加えて様々な物好き生活が起因しているのかなどと思い起こしながら、その若年から晩年への写真記録をご披露し、今の若い男性たちの見かけの若々しさへの興味と、それを保持することへの意欲発進に供したいと願うことから、恥と外聞は捨て若々しい老人モデルを自任し、これらをホームページに載せてみることにいたしました。


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