世相小論 野蛮文明

 

 地球上の人類の大量殺人と破壊に終わりない戦争、これを文明世界とは語れず“野蛮”の冠詞を付して“野蛮文明”と認識し、真の文明を紐解いてみることだ。

 人類集団は猛獣集団以上に獰猛で、加えて強欲で醜い。貧困と奈落、 富裕と栄華、人類社会は貧民街と王侯貴族の城郭に象徴的に見る格差と差別は、現代へ形を変えながらも存続している。

 人間による物理解明の世は開け進み、これだけをもって今を文明世界と錯誤し、文明と称せる人間社会に不可欠である精神面の向上に価値づけせず、物質面に価値判断を傾斜して欲望全開で進み、人間性は放擲されたかのように退歩の一途、力ある者が欲望を醜く剥き出して他を奪い、争いに拡げては残虐な大量殺戮破壊武器の使用を常套として、ひたすら野蛮の極限に向い、行き着く先は無機物も存在が叶わない暗黒無限の死の地球物体と言うところではなかろうか。


目次

文明の穿き違い

テロは文明世界への攻撃と言い大量破壊兵器での応戦は文明世界への何と言う

野蛮と文明

野蛮極まる戦争の様相
捕虜少年が殺人兵士に

野蛮文明の源 1.

支配層の欲望と貧富の格差
教育格差
人間格差
叙勲という人間差別の極み

閑話休題

世界の有名大学 背くらべ

成長と拡大の極み

欲望軌道独走と自然資源独占による格差
日本の所得格差例
建設業始め請負業界の下請け踏付け捧取

野蛮文明の源 2.

宗教間宗門間の対立
現世と来世、地獄と極楽
神への道案内人は説く

野蛮文明の廃絶

載くは“唯一神"
人殺しを容認する宗教はない
世界の指導層に信仰心を
悪魔の実体は悪の権化の人間

核兵器廃止認識と出発

護身用拳銃から核兵器全廃へ
米国本土を初めて戦場化したテロ戦争
原爆自賛のマンハッタン計画公園
人類に対し米国は原爆使用を謝罪すべき

世相小論 権力と責任

 政治・行政・財政・経済の迷走、人情・風俗の乱れ、それに悪どい犯罪の多発にたいする警察力の動脈硬化と治安の悪化等々、いまの日本には頽廃した国家の様相すべてが出尽くしている。

 こういう恐るべき世相と背中合わせながら、老いて貧乏者の私が粗末ながら三度の食事を口にして飢える事なく、粗末な住環境ながら風雨を凌いだ日常でいられることは、まだ頼れる国家のもとにあることと有難くは思っている。

 しかし問題は、これからの若い世代にたいし、日本の未来を示せず人生の希望も指針も奪っているという重大事であり、放っておける事態ではない。

 富裕を謳歌し無責任を極めた政治、貧困無力の身とは言え、その船尾にあって当節を擦り抜けた責任感から、次代への成すべき方策を示したい。

 


目次

序文に代えて

「日本を減ぼす二つの文化」

権力

武力奮う権力から性悪頭脳の権力
国を動かす官僚

責任

職務義務と遂行結果と不作為状況・結果責任

無責任

武士の責任
1 日本の責任課題
 憲法 9、13、25、26、27、99

2 財政赤字責任
 国民一人当たり換算借金額
 大戦後の破綻財政措置

3 領土問題
 北方領土 占領国ロシヤ
 竹島 占颌国翰国
 尖閣諸島 占領狙う中国

歴史認識に触れて

 侵略行為お託びの行脚
 世界的に有名な日本人作家お託びの作法
 歴史問題と表現の自由
 歴史認識はそれぞれにある

 

4 原発

 原発推進、事故始末、再稼働て無責任
 二度目の核爆発は自ら招いた厄災
 バカは死んでも治らないのか
 スラップ高鳴らす権力代行司法
 海外の目
 経済的弱者力が事故最先端決死工

5 国際責任

 日本政府のイラク戦争支持
 米国のイラク潰し

6 官僚と国費
 日本の官僚は優秀だ、は
 通産省の遠視性欠落
 文科省か、どこなのか足りな過ぎる
 国費乱費の罰則
 笊法抜けには、条理を発動

番外

 エコノミー ≠ 経済

 

 

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「世相小論」は著者の想念であり、「クローズアップ擬態」は著者のその人生であります。

両著書は願望と体現が相関して乱脈ながら一体感を織り成しているものです。

何卒、不調法をご寛容の上、両著書を合わせてご高覧賜りたくお願い申し上げます。