企画内容

アートばんぱくランドの企画内容のご紹介です。

1 テーマパークの場所

本企画のテーマパーク開園場所の選定にあたっては、

 

① 当該地域への高速道路・新幹線・空港等による交通アクセス条件が優れていること。

② 都市から離れたなだらかな丘陵地20万坪以上を求め得ること。

③ 地域既存の観光との相乗効果から、なるべく自地域または近隣県への観光入り込みゲスト数が現在多いこと。

④ 国内のテーマパークの空白地であることなどが挙げられます。

 

 当テーマパークを東北大震災による永眠者の鎮魂と被害からの復興の象徴として東北に立地することを前提としまして、各条件を備えている宮城県を第一候補地とします。

 宮城県は、東北高速道、一部完成ながら太平洋沿岸の高速道にも近いこと、JR新幹線駅、仙台空港、仙台港などからのアクセス便、眺望の優れた丘陵地が多く、二次的な宿泊遊園施設等の周辺業務用を含めて20万坪以上の用地候補は数カ所考えられます。

 また年間入り込み観光客数仙台市1509万人松島町516万人(平成5年度)を参照しています。

 

 

アートばんぱくランド全景図

 

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2 会場設計

 望ましい敷地は、丘陵地20万坪を切土造成し円形設計とする。

 これによって、入口が円周の各所に設けられることで、各館への入場を平均にコントロールすることで混雑を防止出来る。

 なお、展示各館内は絢爛豪華な作りになりますが、建物外観は外国の有名な美術館・博物館のように人を圧倒する大円柱や大彫刻などは施さず大規模ながら親しめる情景的なデザインを工夫する。

 

中心円部

 1万坪をイベントプラザとし、・和風レストハウス・洋風レストハウス・シルクロードレストハウス

 ・パビリオン設置、円側に緑濃く植栽する。

 

第二円部

 音楽館兼グルメ・ショッピング場パーク事務所・日本建築館・西洋建築館・日本絵画、彫刻館

 ・西洋絵画、彫刻館・予備館(後続企画としての東洋・南北アメリカ部門用)

 独立の各館は通り抜けられるよう回廊で連結

 この敷地は3万坪

 

第三円部

 駐車場 5万坪  乗用車3000台以上 バス200台以上見込み

 

第四円部 遊園施設 7万坪
 花の館・宇宙館・展望車・球技場・ゴーカート・グラススキー・ジエットコースター 、etc

 

第五円部

 4万坪の法面多い所であるから、テーマパークを囲う緑地帯の場所でもある。

 森の中のホテル・展示物工房・従業員宿舎ほか

 

3 展示館      展示の目玉木造日本建築物

イ.日本建築館 5階建  1フロア2千坪
  上古、奈良飛鳥、平安、鎌倉室町、桃山江戸、明治大正、現代の年代順に各時代名を付した通路を設け、

  各街区には縮尺20分の1の木造建築物を再現し展示する。
  現存物は勿論その図面など学術的に検証した精緻な設計を国内の宮大工を動員して作成する。


ロ.西洋建築館 建物は上に同規模

  エジプト、西アジア、エーゲ、ギリシャ、ロマネスク、ゴシック、ルネッサンス、バロック、ロココ、

  19世紀、近代、現代の年代順に時代名或いは、様式呼称を付した通路を設け、縮尺25分の1で主要

  建築物は石造り、セメント造り、レンガ造りする。

  超高層建築物は、縮尺50~110分の1にして透視手法遠景で纏める

  西洋建築の各様式本来の表現に向けて西洋の技師も動員する。

 

ハ.日本絵画彫刻館 5階建  1フロア1800坪

  絵画の部
   原始、飛鳥・奈良、仏画、絵巻物、水墨画、障壁画、南画、浮世絵、近代、現代の年代順また、

   部門年代別に実物大の複製品を展示する。

  彫刻の部

   縄文、弥生、古墳、飛鳥・奈良、平安、鎌倉、桃山・江戸、近代、現代の年代順に実物大の復製品を

   展示する


ニ.西洋絵画彫刻館 建物は上に同規模

  絵画の部

   原始、ローマ、ビザンティン、ロマネスク、ゴシック、ルネッサンス、バロック、ロココ、新古典、

   ロマン、写実、印象、現代の年代順に実物大複製品を展示する

  彫刻の部

   原始古代、メソボタミア、エジプト、ギリシャ、ローマ、中世初期、ロマネスク、ゴシック、

   ルネッサンス、バロック、ロココ、近代、現代の年代順に復製品を展示する絵画・彫刻の展示品の制作

   は国内の各専門家によるほか、西洋関係はフランス・イタリヤなど西洋の専門家の技術の賛助を図る。

 

ホ.音楽館 (ばんぱくセンター館内)  

  5階建  1フロア2千坪 2フロア使用

   吟遊詩人中世宗教音楽、ルネッサンス、バロック、古典、ロマン、近代、現代の年代順の使用楽器展示

   複数の専属交響楽団による本格的演奏・オペラ・バレー上演、また人形ロボット・映像メカによる演奏の

   ショウイベント。 

   邦楽部門は能楽から端唄まで同方法を演奏する


4 展示物制作

 日本建築物は縮尺25分の1の本格的木造製品

 西洋建築物25~100の1にして、石・煉瓦、コンクリート製品

 絵画・彫刻は模写・複製品

 音楽  古楽器、およびその変遷の陳列  その演奏実演

 絵画彫刻の模写複製品には模写・複製者の署名を入れて技量が評価されるようにする。

 絵画のひび割れ、彫刻の同割れや金箔剥離など劣化や損傷あるもの、また彫刻の金箔剥離、顔料色落ちなどは古色を重んじて補修の手はつけないものであっても、模写・複写では金箔、顔料の古びた様の作りはせず、骨董的価値づけを無用として原本製作時点の美しさを再現させます。

 

制作者

 日本建築 宮大工・建具師   造園、園芸装飾工

 西洋建築 石工・煉瓦積工     〃      〃

 日本画  国内画家

 洋画   国内画家・外国の画家(現地での模写と複製を)

 日本彫刻 国内彫刻家

 西洋彫刻 国内彫刻家・外国の彫刻家(現地での複製を)

 音楽   展示館外で  国内交響楽団・音楽家バレー団の演奏と外国招聘音楽家・交響楽団による古今の

      音楽演奏、オペラ、バレー実演

5 対象ゲスト

 先ず、この代表的芸術分野の歴史的展示の企画は、修学旅行生の行程に必須の場所として定められるに足る内容であること、国内は勿論世界的にも異色の存在になります。

 修学旅行生を引合いにしても、それは国内の学校を動員するに止どまらず、隣国の韓国・中国を始め東南アジア近隣諸国及び世界の学生達をゲストの範疇とします。

 修学旅行生の集まる所は成年各層も集まる所となってゲストを広く世界中から招致できるという条件を備えていることであります。

 展示の規模と内容からして一日だけで見学できるものではなく、複数日を設定しての昼夜に対応するものです。また、テーマパークのメインの展示会場は晴雨にかかわらない集客になります。

 集客対応では、絢爛豪華で多岐の展示と演出の内容をゲストのニーズに的中させて常に高度化し、課題となるリピーターの確保は、展示物の質と量の追及、マイナー・メジャーチェンジとあらゆる企画に斬新性の継続を意図し、重要視してまいります。

 一方で、国内からの修学旅行生徒・一般ゲストをとり込むだけに止どまらず、国際的テーマパークとして英語・中国語・韓国語・西欧各国のバイリンガルガイドを揃えてアジア諸国、アメリカ・ヨーロッパ世界各国から観光に来日していただきます。

 わが国は、比度の東日本大震災では世界各国からの多大な援助と暖かい激励をいただきました。 

 「アートばんぱくランド」に勢揃いした日本人の繊細で美しい技術技能による芸術の王国建設をもって大震災復興の一報告に代えまして、観光来日を歓迎したいものであります。

 

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資金計画ガイド

 平成7年「テーマパーク企画」著作時の収支算出は 次のデータを参照しています。

 

 仙台市年間観光客数入り込み1509万人

 松島    〃       516万人

 ディズニーランド     1600万人を参照して

 年間ゲスト数        511万人を見込み算定

 

 これに基づきまして「アートばんぱくランド」の年間ゲスト数を510万人に見込んで次を算定しておりました。

 総所要資金は1350億円

  全収入  31,915百万円 入館料・飲食・ショッピング 

  全支出   28,250  〃   人件費・償却費ほか(税引き前)

 ただし、当時の算定は早期開業と最小費用とを目し、償却費と利益金の運転で展示品の量と質を向上させる漸進主義の試算でありまして、テーマパーク建設の土地・所要建物取得費、制作展示物の質量等、全般に緊縮規模で営利先行が前提でありました。

 今回は、見せ物的な展示品は徹底排除して質量共に特級レベルをもって芸術の尊重と高揚を掲げ、その理念を世界に開き問う場とする考え方て発足する大事業を目しています。

 

 而して今回の投資額を求めるにあたりましては、現在の情勢からの土地取得費・建物建築・展示物制作・長期間の準備費・ゲスト数など基礎数値を新たに検討した投資と回収の変動数値による概数試算を、著書「テーマパーク企画」中の勘定項目への新数値振替によって算出更改できます。

 今回は、展示場始め建物全般と展示物の規模と質量の高度化、開業時期の長短、想定大きい防災対策費、ほか開業後の展示物償却費によるその拡大再生産など、設備費と運営費の諸条件を改めて勘案の上、次の算出に至ります。

 

 新たに見積もる所要資金は 3000億円 以上

 この全額を経済界からの投資に仰ぎ、その資本金による経営を図るものであります。

 

 所要資金は、各社から10億円~100億円の出資を請い、30社以上の大企業にメセナ援助を超えた芸術産業への直接出捐による参画を請い願うものであります。

 この資金調達は大難問ですが、奥ゆかしい教養人でありますわが国の一流企業経営者の識見と芸術文化の尊重愛好の精神にアピールし、ご出捐を期するものであります。

 そして、日本国内ばかりか全世界にも日本経済界の意気を知らしめたいとの思いによる発想であります。

 しかし”簡単に絵空ごとを”とご顰蹙をいただくことも感じないわけではありませんが、新聞報道齧りでは、大企業一社の利益金、また新工場建設等の設備投資額などで千億円単位は珍しいことではありませんし、今年の報道ではグローバルな大企業数社の、数千億円単位の損失金計上、また国有的半導体メーカーの千億円単位の負債を抱えての破綻など、大企業では得ることも失うことも大きい実態から、新たな一つの経済活動へ呼び込む大きな資金という感覚が働いていることをご容赦願い上げます。

 

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周辺業務

 

 アトラクション 館内外で豪華多種な昼夜のアトラクション

 イルミネーションに映え動く装飾山車とキャラクター・マスコットの出演によるファンタジックなショー・パレードは、娯楽のテーマパークでは不可欠な売りもので欠かせません。わが国の民話・漫画ほかあらゆる物語りをもとに独創的趣向を演出する。

 

 レストラン   和洋から各国各種の飲食を提供

 ショッピング  独自多彩なグッズと土産品に加え出展絵画・彫刻複製品同様品の販売

 ホテル     各種の展示物は一日では身尽くせない内容。また他の娯楽施設へも、となるとパーク内に

         ホテルも欠かせません

 

 展示物に関係する各種技術技能者養成工房
 日本木造建築・西洋建築と和洋の造園技術、絵画模写・複製  パーク関係描写創作絵画

 木像・石像等彫刻模写・複製  パーク関係モニュメント創作

 音楽  器楽・声楽・作編曲技術、オペラ・バレーのための舞踊・演劇実演と創作。

 工房は技術技能者による制作場に限らず、その養成場とし、アートパーク出身者は アートパークで原則雇用する。 
 パーク工房は早い時期に総合芸術大学設立を目し、卒業者はアートパーク所属のほか、芸術教師の資格を得て学校・芸術塾の芸術教師として、また美術館で専門的な芸術ガイド・経年絵画、彫刻の修復に当たるなど専門家に、また創作・模写・複写にいたる芸術活動を望める独立画家の道を期する。

 なお、データも算定方法もないので不記載ですが、テーマパーク「アートばんぱくランド」実現による経済効果は莫大なものと思われます。

 

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